昭和一桁生まれの父について

私の父は昭和一桁生まれです。戦前、戦中、そして戦後と、日本が大きく変わっていく時代を生きてきました。私が小学校低学年の頃、父との思い出の一つに早朝ランニングがあります。朝早く起きて父と二歳離れた妹と一緒に走り、その後には寒風摩擦。寒い朝でも体を動かすという、今思えばいかにも昭和らしい習慣だったように思います。

当時の私は、朝早く起きてランニングをするのが嫌でたまらず、当時の目覚まし時計は、ゼンマイ式の教会の形をしたアナログの時計でそのオルゴールがたまらず嫌でした。妹は、もって生まれた運動神経の良さと根性があって父のランニングによくついていってました。しかし、大人になった今振り返ると、昭和一桁生まれの父なりの「子供には丈夫に育ってほしい」という思いがあったのかもしれません。

父から聞いた話では、父自身も母親からいわゆる「海軍式」とでもいうような厳しい教育を受けて育ったそうです。規律を守る事、我慢する事、自分の事は自分でする事。そうした考え方が父の中には強く残っていたのだと思います。タオルの使い方にしても真ん中は顔を拭くところ、そして下の部分は手を拭くところといった感じです。

また、とてもお酒が大好きで92歳になっても晩酌は欠かせません、いつまでも元気で長生きをしてもらいたいです。

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